2026年2月、水瓶座に天体が集まる特別な時間が始まっています。
現在(2026年2月上旬)、水瓶座には太陽・水星・金星・火星、そして冥王星、実に5つもの天体が集結しています。
占星術では、こうした天体の集中を「ステリウム」と呼びます。
今回は「破壊と再生」を司る冥王星もステリウムに加わることで、
いつも以上に力強く、時代の流れを大きく動かすようなエネルギーが生まれています。
さらにこれらの天体は、2月中に牡牛座の天王星と次々にスクエア(90度)を形成。
変革の星・天王星との緊張関係が重なり合い、
社会や価値観に新しい風を吹き込むようなダイナミックな星回りとなっています。
2026年2月の水瓶座ステリウムと天王星スクエアの連鎖は、私たちに何をもたらすのでしょうか。
ここから、時期や影響をわかりやすく読み解いていきましょう。
2026年2月の「水瓶座ステリウム」とは?

水瓶座のエネルギーがこれまでになく高まる2026年2月。
今回は太陽・水星・金星・火星・冥王星という、実に5つもの天体が水瓶座に集まることから、
占星術家のあいだでは「水瓶座のスーパーステリウム」とも呼ばれ注目されています。
まずは、この特別な配置がいつまで続くのかを確認しておきましょう。
水瓶座のステリウム自体はすでに始まっています。
5天体がそろう「スーパーステリウム」のピークは、2月7日の明け方まで。
3天体以上が集まる水瓶座のステリウムとしては、2月18日まで続く予定です。
天体の集中は少しずつほどけていきますが、2月いっぱいは一部の主要天体が水瓶座に滞在し続けます。
特に2月17日には、水瓶座で強烈なリセットをもたらす「金環日食」が起こることも見逃せません。
2月は、始まりから終わりまで水瓶座のエネルギーに満ちた、特別な「水瓶座シーズン」となります。
水瓶座のエネルギーが強まるとき

では、この「水瓶座の集中」は、どんな意味を持つのでしょうか。
水瓶座は、山羊座という「社会の構造」の先にある11番目の星座。
これまで当たり前だったことに、「本当にこのままでいいの?」と問い直し、
たとえ安定を手放すことになったとしても「自分らしい未来」を選択しようとする星座です。
ここに5つもの天体が集まるということは、
私たちの意識が強く未来へと引っ張られることを意味します。
太陽(意志)・水星(思考)・金星(価値観)・火星(行動)といった
私たちの内面のさまざまな機能が一斉に「もっと自由でありたい」という衝動を思い出すのです。
独創的でありたい。本音で生きたい。自分に合う仲間を見つけたい。
そんな思いにもう蓋ができないと思えるほど、
この時期は、自分らしさを社会の中で表現していく覚悟が芽生えるときです。
そのための行動力も思考力も、この時期は研ぎ澄まされていきます。
水瓶座への天体集中は、私たち一人ひとりに、古い枠組みから抜け出すための勇気を与えてくれるでしょう。
冥王星水瓶座時代が本格始動する

今回のステリウムにおいて、最も注目すべきは「冥王星」が含まれているという点です。
冥王星は2024年の末に水瓶座に入ったばかり。
私たちは2043年まで続く「冥王星水瓶座時代」という長い旅路がようやく始まったところにいます。
冥王星山羊座期に揺らぎ始めた社会のあり方は、
この水瓶座時代に入っていよいよ新しい形へと作り替えられていくでしょう。
ITやAIの進化、社会システムの再編、そしてこれまでの「当たり前」の根本的な見直し……。
今回の水瓶座ステリウムは、始まったばかりの冥王星水瓶座期に、ぐっとギアを入れるような役割を果たすはずです。
特に象徴的なのは、2月17日に同じ水瓶座で「金環日食」が起こることです。
日食は強力なリセットポイント。
ステリウムによって高まった水瓶座のエネルギーが、
この日食を境に「もう引き返せない」レベルまで時代を推し進めていく。
そんな、抗えない大きな流れが始まろうとしています。
牡牛座天王星とのスクエア

2026年2月の水瓶座ステリウムの影響は、天体の集中だけにとどまりません。
この月は、もうひとつ見逃せない星の動きが重なっています。
水瓶座に集まった天体たちが、次々と牡牛座の天王星にスクエア(90度)を形成します。
まるでリレーのように、緊張感のある配置が続いていきます。
それぞれのスクエアが起こる具体的な時期は、以下の通りです。
| 日付 | アスペクト |
| 2月5日 | 水星と天王星のスクエア |
| 2月8日 | 金星と天王星のスクエア |
| 2月16日 | 太陽と天王星のスクエア |
| 2月28日 | 火星と天王星のスクエア |
天王星は「革命の星」とも呼ばれ、約7年をかけてひとつの星座に変化をもたらす天体です。
2018年から牡牛座を運行してきた天王星は、わたしたちの現実、そして価値観に変化をもたらしました。
働き方の変化、お金のあり方、生活スタイルの刷新。
これまで当たり前だったことが、この7年間で大きく書き換えられてきたことを、多くの方が実感しているのではないでしょうか。
その旅もいよいよ大詰め。天王星は2026年4月末の双子座入りに向けて、牡牛座での最後の仕事を終えようとしています。
天王星へのスクエア多発を読み解く

ここからは、水瓶座の天体群(ステリウム)と牡牛座の天王星がどのように影響し合うのか、
もう少し詳しく見ていきましょう。
牡牛座の最終度数に近づいた天王星は、
「もう十分に変化を起こしてきた」と静かに役目を終えようとしているところです。
しかし、水瓶座の天体群はそれを許しません。
「まだやり残したことがある」「現状維持のまま変わっていないものもある」
そう言わんばかりに、スクエアという形で強い圧力をかけてきます。
水瓶座は天王星と親和性の高い星座ですから、その圧力には特別な重みがあります。
水瓶座からの予期せぬ揺さぶりによって、社会も私たち個人も、もう一段階、未来の形へと進まざるを得なくなる。
天王星牡牛座期の「最後の総仕上げ」が、ここで行われるのではないでしょうか。

一方、天王星の側から見ると、これは水瓶座の天体群への問いかけでもあります。
「変わりたい」「もっと自由に」と理想に向かって突き進む水瓶座の天体群に対して、
「変えるなら土台から変えないと意味がない」と、現実的な視点を突きつけているのです。
これは、星座レベルで緊張関係にある冥王星にも言えることです。
天王星は牡牛座での最後の仕事として、水瓶座で新時代を切り開こうとする冥王星に対しても、
地に足のついた革命の基盤を与えようとしているのかもしれません。
つまり、この2月に多発するスクエアは、水瓶座側から見ても、天王星側から見ても、
革命の質を高め合う——同じ目的を持った緊張感なのです。
だからこそ、2026年2月から始まる変化の波は、
より力強く、そしてより予測不可能なものになっていくのではないでしょうか。
個から始まる、新しい時代

2026年、そしてこの春は、時代を動かす大きな星の動きが集中しています。
土星と海王星は、これまでの流れをいったんゼロベースに戻し、
牡羊座0度という「始まりの場所」で重なります。
これは、本当に大きなスタートを告げる瞬間です。
天王星は、より革命の力を強める双子座へ移動し、
冥王星も水瓶座で「根底からの変化」を本格的に進めていくでしょう。
そんな大きな星が一斉に「始める」「変わる」というエネルギーを発しているときに、
個人天体(太陽・水星・金星・火星)が水瓶座に集まる。これには、特別な意味を感じます。
水瓶座は「個が立つからこそ、集団が生きる」という、独自の集団意識を持つ星座です。
誰かの期待に応えるためでも、組織に合わせるためでもなく、
それぞれが正直に自分らしさを表現することで、全体に共鳴が生まれていく。
それが水瓶座らしいあり方です。
この時期は、私たち一人ひとりが自分の中の「水瓶座」と向き合えるときです。
自分は何に心が動くのか、誰といたいのか、どんなビジョンを見るのか。
そこから始まる行動や出会いは、時代を前へ進める力となっていくでしょう。
時代の変化は、すぐに目に見える形で現れるとは限りません。
けれど星の世界では、新しい時代に向けて、大きな移動が着々と進んでいます。
このうねりの中で迎える水瓶座ステリウムは、
世界がまだ見ぬ領域へと踏み出していくための、力強い「追い風」となるでしょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
2026年2月に起こる、重要な天体の動きについては以下の記事でくわしく解説しています。
さらに、牡羊座0度での土星海王星合、2026年4月の天王星の双子座移行についても、それぞれ解説していますので、ぜひあわせてご覧ください。


