【アスペクトを知る】水星と土星からわかる性格は?

水星と土星のアスペクト

知性を表す「水星」と、忍耐や努力を表す「土星」の組み合わせです。

学習にまつわる天体なので、学習意欲の高い人や、専門家に多くみられるアスペクトです。

 

 水星と土星 0度 コンジャンクション

2つの天体がホロスコープ上でぴったり重なる状態をコンジャンクション(合)と呼びます。

このアスペクトを持つ人は、ある分野のエキスパートであることが多いです。

知識好奇心の強い「水星」と忍耐力を持つ「土星」が手を組み、これと決めたことに並外れた集中力を発揮します。

何でも時間をかけて、こつこつ身につけていくのが好きなため、人一倍努力家です。

ひとりで集中できる環境にあれば、計画性を持ってどんどん学習するでしょう。

学者や職人など、専門的な知識や技術を必要とする仕事に就く人が多いようです。

 

 水星と土星 120度 トライン

学習において非常に優秀なアスペクトです。

学ぶ意欲が強く、ひとつの分野を徹底的に探求したいという好奇心に満ちています。

興味の先は常にひとつに絞られているので、こちらもコンジャンクションと同様に専門職に向いています。

計画性があり、目標を立てて取り組むことが得意です。

仕事をする上でも、達成可能な長期的な目標を立てることができます

さらに、このアスペクトの人は記憶力が良いのが特徴です。

昔のことを鮮明に覚えていたり、会話をするときも、詳細な記憶を織り交ぜながら話すでしょう。

 

 水星と土星 90度 スクエア

天体同士が90度の角度に位置すると、緊張感のある関係になります。

水星と土星のアスペクトの場合、学習を表す「水星」を「土星」が停滞させるという意味にとれます。

勉強したい意欲はあるにも関わらず、長時間集中できなかったり、落ち着かない環境にいたりと、若いうちは勉強や進学に悩むことがあるかもしれません。

そのせいで、ついネガティブな考えや発言をしてしまうこともあります。

回り道のように感じても、根気よく乗り越えることでどんどん新しい道が開かれていきます。

経験から学んだことを決して忘れないので、時間がかかっても確かな知識を身につけるでしょう。

これまでに培った忍耐力があるからこそ、その分野でトップクラスの知識を身につけることも夢ではありません。

大人になってから、自分の本当に学びたい分野の勉強を始める人も多いようです。

 

 水星と土星 180度 オポジション

天体同士が180度で向き合うように位置するアスペクトをオポジションと呼びます。

知識を司る「水星」を「土星」が厳しく見守っているようなアスペクトです。

土星が常に目を光らせているため、このアスペクトを持つ人は時間をかけて正しい知識を学ぼうとします。

普段から、この情報は正しいのか、実践によって検証された知識なのかなど、確認するくせがついているでしょう。

こういった高い意識を持って、研究職をはじめとする様々な仕事で活躍しそうです。

オポジションは外に働きかけるアスペクトなので、専門的な知識を社会で使うことを好みます。

新しい分野より、世界で長らく研究されているようなテーマを取り扱うことが多そうです。

落ち着いて自信を持って話すため、人からの信頼を集めるでしょう。