【アスペクトを知る】水星と木星からわかる性格は?

水星と木星のアスペクト

木星は拡大する天体なので、水星と木星のアスペクトは、水星の知力が拡大するという意味に取れます。

水星が持つ学習能力、コミュニケーション能力、情報などが広がるイメージです。

 

 水星と木星 0度 コンジャンクション

2つの天体がホロスコープ上でぴったり重なる状態をコンジャンクション(合)と呼びます。

「水星」が持つ知性を「木星」が発展させるので、このアスペクトを持つと学習能力の高い、博識な人になります。

好奇心旺盛で、ジャンルを問わず知識を取り入れていくでしょう。

そのため、本が好きな人が多く、また文章を書くことも得意です。

水星はコミュニケーションの天体でもあるので、言葉を上手に操ります。

得意な話術と知識を組み合わせて、教えることを仕事にする人もいるでしょう。

語学の習得も早いので、海外に興味を持つ人も多そうです。

 

 水星と木星 120度 トライン

コンジャンクションと同様に、学ぶことに優れたアスペクトです。

「水星」の知識を「木星」が広げるので、幅広い知識を身につけています。

このアスペクトを持つ人は、学校の勉強で苦労することはまずありません。

大人になってからも日常的に勉強したり、本を読むことを趣味とする教養の備わった人です。

その知識を活かして、専門職につく人も多いでしょう。

時間をかけてゆっくり理解を深めることを好み、性格も落ち着いていて穏やかです。

人と話すことが好きな人が多いため、周りの人と良好な人間関係を築くことが得意でしょう。

持ち前の知識から、話題の引き出しも多いので会話センスが抜群です。

 

 水星と木星 90度 スクエア

天体同士が90度の角度に位置すると、緊張感のある関係になります。

知性を表す水星が、拡大を表す木星によって刺激されるので、好奇心旺盛なアスペクトです。

あまりにもいろんな分野に興味があるため、優柔不断になりやすい傾向があります。

ひとつのことに集中しようとしても、気が散ったり、他のことに気をとられたりするかもしれません。

また、人と話すのが好きですが、自分の気持ちやその時の記憶など思い出したことを、その都度織り交ぜながら話すので、本題からどんどん脱線しがちです。

このアスペクトを持つ人の学びは、集中力です。

知ることを欲する水星を、木星が限りなく刺激するので、学習意欲の高い人です。

もともとの理解力がとても高いため、集中力を高めることで可能性が無限に広がります。

木星が象徴する、哲学的なテーマであったり、異文化や語学などの分野にも見識を深めるかもしれません。

興味を持ったことは、すぐにやってみるフットワークの軽さがあります。

発信力もあるので、自分の経験や学びを惜しみなくシェアするでしょう。

 

 水星と木星 180度 オポジション

天体同士が180度で向き合うように位置するオポジション。

オポジションは外に働きかけるアスペクトなので、「水星」の言葉が「木星」で増えるイメージです。

話が止まらなくなったり、伝えたいことが多すぎると感じるかもしれません。

表現が大げさになったり、主張が強くなる傾向もあります。

人前で話すスキルや、教え方を学ぶことで、様々な可能性が広がるでしょう。

このアスペクトの人の魅力は、視野の広さです。

ジャンルを問わず興味を持ち、社会や海外の情勢についても関心があります。

ひとつを深く掘り下げるというよりも、知識を広げることを好むかもしれません。

独自の経験や考えを、人に話したり、書いたりしましょう。

自分に合った表現方法を見つけることで、学びがより楽しくなりそうです。