月と冥王星の合とは?運勢が輝くための3つのヒント

  • URLをコピーしました!
目次

月×冥王星の合とは?

ホロスコープで、天体と天体がぴったり重なる状態を「合(コンジャンクション)」と呼びます。

月と冥王星がぴったり重なるこのアスペクトは、とても強力なエネルギーを持つ配置です。
もしこのアスペクトがご自身の出生図にあれば、ぜひ注目してみてください。

月は「安心・安全」を守りたい性質ですが、冥王星は「安定を壊してでも根本から変える」性質を持っています。
そのため、この組み合わせは扱いが難しいと感じられることもあります。

表面的な感情表現ではおさまらず、喜びや悲しみの振れ幅が極端になりやすいでしょう。
また、幼少期から情緒面で大きな出来事を経験しやすい傾向もあります。

しかし、冥王星がもたらす変化は「古い自分を手放し、新しい自分へと生まれ変わる」大きなきっかけとなります。
極端で強烈な配置ではありますが、その分、深い成長をもたらす力を秘めています。

月×冥王星の合の使い方

このアスペクトを持つ人は、喜びも悲しみも強く激しく感じやすい傾向があります。
感情の振れ幅が大きく、「0か100か」のように極端になることもあるでしょう。

愛情を注ぐときは全力で、逆に納得できないことや許せないことがあると、徹底的に距離を置くこともあります。

知識を深めるときも同じです。ひとたび興味を持つと、その真実を探しにとことん深く掘り下げようとします。

その情熱ゆえに、時には傷つきやすく、感情に振り回されて疲れてしまうことがあるかもしれません。
それでも、このアスペクトを活かす鍵は、自分の感情の深さを否定せず、その強さを「」として認めることです。

ひとつひとつの出来事に真剣に向き合い、変化し、成長を重ねる――
それがこのアスペクトに与えられた特別なギフトです。

ここからは、その力を活かすための3つのヒントを見ていきましょう。

①感情の深さと向き合う

月と冥王星が合の人は、感情を感じ取る力が人一倍強い傾向があります。
喜びや愛情を深く味わえる一方で、悲しみや怒りも強烈に感じやすいでしょう。

感情が心の奥底から一気に湧き上がるため、ちょっとした出来事にも大きく揺さぶられることがあります。
そのため、心の平穏を保つのが難しいと感じる瞬間もあるかもしれません。

しかし、この強い感情体験こそが、あなたの人生を大きく動かす原動力です。
心が深く揺れ動いたとき、その想いをバネに、驚くほどの力を発揮できるのです。

たとえば、悲しみや怒りが現状を変えるための勇気になったり、
大きな愛情が誰かを守り抜く強さになったり――。
その豊かな心を、人生を切り開く力として育てていきましょう。


ポイント

感情を押し込めない
感情を抑え込むと、自分を責める考えに陥りやすくなります。
「なぜそう感じたのか」「何が原因だったのか」を探り、感情と向き合う時間をつくりましょう。
どんな感情も、まずは否定せずにそのまま感じてみましょう。

ネガティブな感情も受け入れる
嫉妬・怒り・恐れなど、自分の中にある影の感情にも気づき、それも含めて自分だと認めてみましょう。
誰もがネガティブな感情と向き合えるわけではありませんが、
この配置を持つ人は、自分の光も影も受け入れ、それらを人にも許す力を備えています。

自分と他人の感情をわける
周囲の感情エネルギーに影響されやすく、相手と自分の感情の境界があいまいになりがちです。
共感しすぎると感情が混ざり、心が疲れやすくなります。
まずは「これは自分の感情、これは相手の感情」と意識して線を引くことが大切です。

② 洞察力を活かす

感情」を表す月と、「深層心理」を表す冥王星が同じ場所にあると、
ただ「感情に敏感」というレベルを超えて、
人の心の奥底や、普段は表に出ない感情の深い部分まで感じ取ることができます

これは、感情を深く味わえるこのアスペクトならではの特別な力です。
相手が言葉にしなくても、その人の苦しみや悲しみを自然と理解し、寄り添うことができます。

誰かの心の暗い部分に一緒に向き合ったり
また時には社会に潜む暗闇を明らかにしたり――
この洞察力をあなたらしい方法で使うことで、多くの場面で良い変化を生み出すことができるでしょう。

ポイント

感情を見抜く直感力
表情や言葉の裏にある本心を感じ取る力を、誰かを癒すために活かしてみましょう。
この力は、カウンセリングやヒーリング、深い対話が必要な場面で大いに役立ちます。

隠れた問題に光を当てる
社会の裏側にある問題を見抜き、そこに光を当てようとする意欲の強い人です。
ときには、今までタブーとされてきたことや長年隠されてきた課題を明るみに出し、大きな変化を起こします。

安心感を与える存在に
日常的に自分の感情の深い部分と向き合っているため、他の人なら圧倒される場面でも落ち着いていられることが多いでしょう。
災害や生死に関わる現場、危機的状況などにあっても、人々に安心感を与える精神的な支柱となれます。

③ 深い感情を形にする

自分の中にある濃く深い感情を「形」にして表すことで、その力を最大限に発揮します。

感情を芸術で昇華させたり、人を癒す仕事や社会を変えていく活動など――
強い想いを込められる場面で、自然と輝くことができるでしょう。

感情の深さを外に出すことで、あなた自身も癒され、そのエネルギーは周囲にも広がっていきます。

ポイント

表現で感情を形にする
感情の奥底にある痛みや喜びを、物語や詩、絵画、音楽または、SNS発信や映像作品といった現代的なコンテンツまで、さまざまな形で世界に表現できます。
あなたの感情表現は、人の心の奥深くに届き、忘れられない印象を残す力があります。

癒しの力に変える
このアスペクトには「感情を再生させる力」があります。
他者の感情の核心を見抜けるため、心の回復をサポートする分野で大きな力を発揮します。
古い感情のパターンを解放したり、トラウマを和らげる助けとなったりと、
相手の心を再び前に進ませる癒やしを与えられるでしょう。

探求や研究で力を発揮
表面的な説明では納得せず、「本当はどうなのか?」と深く掘り下げる粘り強さがあります。
歴史の裏側や未解決事件、社会構造の闇、データ解析など――表に出にくい情報の発掘や検証にも、素晴らしい才能を発揮できるでしょう。

おわりに

月と冥王星の合は、とても強く大きなエネルギーを持つアスペクトです。

深い感情の波や、心の奥に迫る出来事を通して、何度も試されることがあるかもしれません。
けれど、その深さゆえに、この配置には計り知れない可能性が隠されています。

自分の心と真剣に向き合い、何度も立ち上がってきたあなたは、
どんな状況の中でも本質を見抜き、もう一度歩き出す力を持っています。

その再生の力は、あなた自身を癒すだけでなく、
出会う人や社会に「再び立ち上がる勇気」を与えてくれるでしょう。

生まれ持った星の力を信じて、これからも歩んでいきましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次