1ハウスの意味
「1ハウス」のテーマは自分自身です。
自己表現やアイデンティティなど、個性を表す場所です。
1ハウスに天体がある人は、その天体が自身の成長に大きく影響します。
自分自身と向き合う時間を取ることで、より1ハウスにある天体を活かせるでしょう。
1ハウスの天王星
1ハウスは「自分自身」を象徴する重要なハウスです。
そして、天王星は「自由」「変化」「革命」を表す天体です。
1ハウスの天王星は、個性的に生きる人のための星の配置です。
自分らしく生きる
1ハウスに天王星がある人は、とても個性的です。
大勢のなかでも一際目立つ存在で、人を惹き付けるオーラを放ちます。
ファッションも奇抜であることが多く、型にはまらない方法で自身のスタイルを打ち出します。
生まれながらにして独特な存在感のある人ですが、自分からも他と違う存在になろうと努力しています。
というのも、1ハウスに天王星がある人は、内面には収まり切らないほどのエネルギーを秘めています。
「創作」「挑戦」「改革」など、独自の分野でエネルギーを爆発的に放出させたいと願っています。
そのためにも、まずは自分が自分らしくあるための強さを持とうとします。
人と同じことをしていては、このありあまるエネルギーは発散できないとわかっているからです。
そのため、若いうちは特に、古いルールや習慣を押しつけられて辛い思いをすることがあるでしょう。
しかし、これらは「自分らしく生きる」と決意するのに必要な時期です。
さまざまな人の意見に触れ、時には反発もすることで、個性を表現するための土台を手に入れます。
人々の既成概念から脱却し、自分を世界に表現するのは想像以上に勇気のいることですが、そうして1ハウス天王星の人は影響力を持つようになるのです。
独創性
1ハウスに天王星がある人は、先見の明があります。
直感力を活かして、時代を先取ることを得意とします。
独創性を活かせるような仕事に就くことで、能力をさらに発揮できるでしょう。
ビジネスやマーケティング、研究職やITの分野など、知性を発揮できるフィールドこそ得意分野です。
また、ファッションやデザイン、音楽などクリエイティブな仕事も理想的です。
流行に流されない人なので、自らトレンドを生み出す気持ちで、新しい風を吹き込むでしょう。
新しい発想には反発がつきものですし、1ハウス天王星の人アイディアが定着するまでは時間がかかるかもしれません。
しかし、勇気を持って表現し続けることで、周囲の人達にもポジティブな影響を与えます。
1ハウス天王星の人が起こそうとしている「変化の波」に乗りたいと思う人も次第に増えていくでしょう。
自己成長
天王星は変化を表す天体ですから、1ハウス天王星の人もまた、決して現状に満足することはありません。
知識を蓄え、新たな挑戦に向かうことで、常に自分自身をアップデートし続けます。
自らの限界を超えるための努力を怠らない人です。
1ハウス天王星の人が、次々と環境を変え新しいことをしていく姿は周囲には予測不可能に映ります。
実際に自分自身でも、次にどこで何をしているか予想ができないことがあるでしょう。
1ハウスの天王星は、出生図の持ち主に多くの変化を起こし、新しい環境へ移っていくよう迫ります。
天王星がもたらす変化を受け入れ、未知の冒険を楽しむことができれば、天王星は人生を大きく広げるのを助けてくれます。
自発的な性格と、高い順応力が備わっているので、天王星のエネルギーにも順応していけるでしょう。
また、1ハウス天王星の人は社会貢献への意識が高い傾向にあります。
高い知性や独創性を、積極的に社会で活かそうとします。
新しい社会を作っていくためには、1ハウス天王星の人がもたらす、既成概念にとらわれない視点やアイディアが不可欠です。
時間をかけて周囲とコミュニケーションを取り、多くの人の協力を得ることで、社会に大きく変化をもたらすでしょう。
おわりに
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は1ハウスに天王星が入る配置について解説しました。
1ハウスの天王星を読み解くヒントになれば嬉しいです。
このサイトでは、アスペクトについてもご紹介しているので、ぜひ天王星のアスペクトも合わせてご覧ください。