【アスペクトを知る】水星と火星からわかる性格は?

水星と火星のアスペクト

知性を表す「水星」と情熱を表す「火星」のアスペクトです。

出生図にこのアスペクトがあると、専門分野への集中力が高まり、コミュニケーション能力が活性化します。

 

 水星と火星 0度 コンジャンクション

2つの天体がホロスコープ上でぴったり重なる状態をコンジャンクション(合)と呼びます。

自己主張の強い火星が水星と重なっていることから、このアスペクトの人は自分の意見をはっきり言うことが出来ます。

思ったことを率直に言うので、周囲からは威圧的な性格だと思われがちですが、実際は前向きで明るい性格の人が多いです。

火星の影響によって、水星の管轄である情報やアイディアを多く集めすぎる傾向があります。

そのせいで、若いうちは多くの分野に手を出しすぎたり、やりたいことが多くて混乱するかもしれません。

まずは、たくさんのことを経験して、火星を活性化させましょう。

次第に心が落ち着いていき、今度は並外れた集中力を得ることが出来るでしょう。

頭の回転が速く、行動力もあるため、ビジネスの分野で活躍しそうです。

 

 水星と火星 120度 トライン

天体同士が120度の角度に位置するのがトラインのアスペクトです。

「水星」の情報力と「火星」の集中力が合わさり、鋭い知性に恵まれます。

頭脳プレーに強く、交渉ごとや頭を使うゲームが得意です。

「水星」は学習の天体でもあるので、新しい分野を学ぶことに積極的で、習得も早いでしょう。

「火星」の情熱も加わり、常に挑戦心を忘れないアスペクトです。

頭の回転が速いので、会話もテンポよく話します。

少し理屈っぽい話し方をしがちですが、発言は積極的でポジティブです。

相手を納得させる話し方が出来るので、ビジネスの場で大活躍しそうです。

 

 水星と火星 90度 スクエア

天体同士が90度の角度で位置する関係をスクエアと呼びます。

水星と火星のスクエアは、せっかちな性格の人に多く見られます。

水星は会話を表す天体ですから、話すスピードが速くなったり、考えるよりも先に口が動くかもしれません。

批判精神が強い傾向にあり、何かがおかしい!と感じるアンテナの強い人です。

周囲のおかしな点に気づきがちなので、人を注意しすぎたり、言葉がきつくなりすぎないように、気をつけましょう。

しかし、ビジネスや会議のような場では、積極的に発言する姿勢が評価されそうです。

このアスペクトの人は、何よりも思考能力の速さに恵まれています。

頭の回転の速さに加え、高い分析力を持つので、常に人より一歩先を行っています。

だからこそ、その能力を周りと協力して、穏やかに使うことが求められています。

忍耐力を鍛え、視野を広くすることで、自分自身のさらなる可能性に気がつくでしょう。

 

 水星と火星 180度 オポジション

天体同士が180度で向き合うように位置するのがオポジションです。

オポジションは外に働きかけるアスペクトなので、「火星」に刺激された「水星」の言葉は常にストレートに外へと発信されます。

自己主張が強いため、言葉がきつくなることもあり、対人関係での言い争いが起きやすいかもしれません。

しかし、恐れずに自分の考えを主張できるのがこのアスペクトの魅力です。

他の人が躊躇して言えないことを、このアスペクトの人は積極的に代弁していきます。

実行力があり、交渉ごとも得意なので、対外的な仕事に向いています。

ただし、勉強も仕事もやりすぎ傾向にあるので、意識的に休むようにしましょう。

火星は攻撃的なエネルギーを秘めた天体ですから、そのエネルギーを定期的に流す必要があります。

水星と関係のあるアスペクトなので、読書や頭を使うことが効果的です。

手先を使う趣味や仕事も良いですし、ヨガやアロマなどでもリラックスできるかもしれません。

このようにして心の平穏を保つことが、自分を守ることにつながります。