1ハウスに「海王星」がある人の性格は?

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1ハウスの意味

「1ハウス」のテーマは自分自身です。

自己表現やアイデンティティなど、個性を表す場所です。

1ハウスに天体がある人は、その天体が自身の成長に大きく影響します。

自分自身と向き合う時間を取ることで、より1ハウスにある天体を活かせるでしょう。

1ハウスの海王星

アイデンティティ

1ハウスに海王星がある人の多くは、「自分が何者なのかわからない」という感覚を覚えることがあります。

大人になってからも、アイデンティティに関する問題を抱えやすい人です。

海王星は「夢」や「幻想」を象徴する天体ですから、自分を表す1ハウスに位置することで、現実世界に馴染もうとする欲求が希薄になることがあります。

そのため、目標を成し遂げることや地位を築くことに興味を持てないかもしれません。

非常に繊細でナイーブな性格であり、時には自分が違う星から来たのではと感じることもあるでしょう。

そのような1ハウス海王星の人は、周囲からみても掴みどころのない存在として映ります。

会うたびに違う顔をみせるので、どれだけ話しても1ハウス海王星の人自身にたどり着けないような感覚を与えます。

また、1ハウス海王星の人は、相手の望む姿に寄せて、そのイメージ通りに振る舞うことがあります。

そうすると、ますますアイデンティティを確立するのに苦労します。

共感力

「自分」という自己像をはっきり持てないのには、海王星の何にでも「溶け込む」性質も関係しています。

雰囲気に溶け込んだり、同調したりできることが1ハウス海王星の人の性格でもあり、才能でもあります。

特に、他者の感情と同調できる、人並み外れた共感力がみられます。

「溶け込む」性質によって、自分自身の感情を持つことが難しくなり、代わりに相手の感情や思考が即座に入り込みます。

苦しんでいる人がいると、自分まで辛くなるので、なんとしても相手を救おうとするでしょう。

1ハウス海王星の人には癒やしの力があり、共感力を活かして、人の心の痛みやストレスを軽減する手助けができます。

ただし、海王星は時に非現実的なビジョンを持ち込むことがあるので、相手の苦しみは自分のせいで起こったと勘違いすることがあります。

そうなると罪悪感に苦しんでしまうので、それらは現実ではないということを意識して、人のことにまで責任を取り過ぎないよう気をつけましょう。

人に理解と癒やしを与える一方で、自分自身のケアも怠らないようにすることが大切です。

神秘的な力

1ハウス海王星の何にでも「溶け込む」性質は、時に神秘的な力を生み出します。

我をなくし、宇宙のエネルギーに「溶け込む」ことで、別の領域からメッセージを受け取る力があります。

夢の中でビジョンをみたり、インスピレーションを受け取ったりする力があります。

また、未来を予知することや、状況を見抜く能力にも長けているので、日常生活の様々な場で役立てられます。

自分が今どうすれば良いのか、どちらに進んで行けば良いのか、直感を頼りに決めることが多いでしょう。

自分の意思を無理に押し通すよりも、直感にしたがった方が良い結果が得られると本能的に感じているからです。

なかでも、受け取ったインスピレーションを創造的な活動を通じて表そうとすることが多いでしょう。

音楽や絵画、詩などのあらゆる芸術分野で、自分の神秘的な経験や感受性を作品に反映させることができます。

海王星は夢の世界を表しますから、作品を通じてみる人を夢の世界へいざないます。

それでも、あまりに芸術の世界にひたりすぎると、自分を見失いやすくなるので、現実の世界に戻るためのツールが必要です。

好きな人や場所、お気に入りのものや食べものなど、現実世界とつながれるための方法は多い方が良いです。

海王星のエネルギーに飲み込まれず、現実とのバランスを少しずつ取ることで、この世界でやりたいことや、成長できることがみつかります。

そうすると、海王星の大いなる能力を使いながら、人生を楽しむことができるでしょう。

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は1ハウスに海王星が入る配置について解説しました。

1ハウスの海王星を読み解くヒントになれば嬉しいです。

このサイトでは、アスペクトについてもご紹介しているので、ぜひ海王星のアスペクトも合わせてご覧ください。

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