1ハウスに「太陽」がある人の性格は?

1ハウスの意味

ホロスコープでは、360度の円を12等分し、それぞれをハウスと呼びます。

各ハウスには、特定のテーマが関連していて、そのハウスに位置する天体星座は、そのテーマに影響を及ぼすといわれています。

天体が配置されるハウスはその人にとって重要な意味を持ちます。

中でも、太陽が入るハウスは、わたしたちが個性を表現するための特別なハウスだとされています。

 

最初のハウスである「1ハウス」は、アセンダント(生まれた瞬間に東の地平線に昇っていた星座)が位置する場所であり、わたしたちが自分自身を表現する場所です。

そのため、1ハウスは「自己のハウス」としても知られています。

自分はなにが得意で、周囲にどんな影響を与えるのかなど、自分自身と向き合い、「自分」という存在を世界に表現しようとする場所です。

1ハウスに天体がある人は、その天体、またその天体の星座の影響を受けながら、より明確に自分を表現しようとします。

今回は、1ハウスに太陽がある人の性格をみていきましょう。

 

1ハウスの太陽

1ハウスは「自分自身」に焦点を当てる場所であり、太陽は「人生の目的」を象徴します。

1ハウスと太陽、両者が重なると、その人は自分自身が何者であるかを探求し、その個性を世界に向けて表現する強いエネルギーを持って生まれてくるといわれています。

 

①自分とはなにか

1ハウスに太陽をもつ人は、人生に対する強い情熱と熱意が際立っています。

自分はなにに長けていて、どんなこと成し遂げられるのかを知るために、あらゆる挑戦に取り組もうとするでしょう。

大きな目標に対しても果敢に挑み、新しい分野に飛び込むのも怖がりません。

自分が得意とすることをみつけるまで、探求を続けます。

特に若い頃は、他人の評価や反応を通じて自分の得意分野を見つけようとします。

他人の視点から、自分という存在を読み解こうとするからです。

しかし、多くを学んでいくに従って、最終的には内面から「自分とはなにか」を探求するようになるでしょう。

そうすると、今までの経験やスキル、みてきた景色など、あらゆるものがあなたを特別な存在にしていると感じるはずです。

その気づきを得ることで、1ハウス太陽の人はさらに力強く個性を表現することができるでしょう。

 

②オーラ

1ハウスに太陽を持つ人は、その存在感とオーラで周囲を圧倒します。

初めて訪れる場所でもすぐに顔を覚えられたり、街を歩いていて振り返られたりすることが多いのではないでしょうか。

それは、1ハウス太陽の人が持つポジティブなエネルギーが、無意識のうちに周囲に影響を与えているからです。

1ハウス太陽の人と一緒にいると、周囲の人たちは元気をもらい、前向きな気分になるでしょう。

この特有の存在感は、1ハウス太陽の人の恵まれた幸運です。

目立つことが得意な人は、この特質を最大限に活かすことができるでしょう。

反対に目立つことを避ける傾向にある人も、この幸運を受け入れて楽しむと良さそうです。

1ハウスの起点はアセンダントとも呼ばれ、初対面の人に対する「仮面」のような役割を果たします。

そのため、1ハウス太陽の人はとりわけ目立つ「仮面」を持っているといえます。

目立つ仮面を身につけているのだと割り切り、その影響力を楽しむことで、さらに多く機会に恵まれるでしょう。

1ハウス太陽の人は、多くの人を元気にする存在なので、その分、自分自身の休息も大切にしましょう。

しっかりと休むことで、そのエネルギーを持続させることができます。

 

③リーダー

1ハウス太陽の人は、非常に意欲的でエネルギッシュです。

自分自身の道を切り開く力が十分に備わっています。

直感に従って動くことで、あらゆる場面において先駆者となるでしょう。

周囲の人々も自然とその魅力に引かれ、ついていきたくなるはずです。

その点で、1ハウス太陽の人は、生まれながらのリーダーです。

ただし、そのリーダーシップは仕事の場だけに限られるわけではありません。

例えば、まだ多くの人が知らない分野を先行して学び、新しい知識を広めることもあります。

また、自らさまざまな場所に足を運び、その魅力を多くの人に伝えることもあるでしょう。

このように、勇気ある行動を通じて、みんなをリードする存在となるでしょう。

 

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

今回は、1ハウスに太陽がある人の性格とその魅力についてご紹介しました。

このサイトでは太陽星座についても解説しているので、ぜひハウスを読み解くときには太陽星座も組み合わせてご覧ください。