獅子座の火星
占星術で火星は、エネルギーをあらわします。
わたしたちにやる気や、行動力を与えてくれる天体です。
獅子座は、火のサインであり、「固定宮」という安定感のあるグループに所属しています。
獅子座の火星は、まるで変わらずに「燃え続ける炎」のようです。
ホロスコープ上に獅子座の火星がある人は、とても情熱的に行動します。
性格について
火星獅子座の人は、自分の手に入れたいものがはっきりしています。
それは実際に物であったり、目標であったり、もしかすると壮大な夢かもしれません。
これと決めたものを絶対に手に入るという、確信のようなものがあります。
なぜなら、火星獅子座の人は欲しいものを手に入れるまでの「道筋」をつけることが得意だからです。
最初になにをしたら良いのか、どのような方法で始めれば良いのか、直感によって進む方向を見分けます。
人から言われて始めるのは苦手なので、誰にも相談せず、どんどん計画を実行に移します。
そうして、周囲の人達が気がついたときにはあっと驚くような成功を収めていることがあるのです。
そのように自立している姿は、周囲の人達に頼もしく映り、強烈な印象を与えます。
実際にフィジカルが強い人も多く、さらには意思の強さがにじみ出ています。
それでいて、フレンドリーな性格なので、たくさんの人から好かれるでしょう。
家族はもちろんのこと、仲良くなったすべての人に思いやりを示します。
原動力
獅子座の火星は「創造的なエネルギー」をあらわします。
火星獅子座の人は、「表現したい!」という気持ちが人一倍強いのです。
例えば、自分自身を主役として、人生を舞台のようにプロデュースするかもしれません。
おもいがけないキャリアを選んだり、知らない土地で暮らしたり、人生をドラマチックに歩む道をみつけます。
または普通であればやらないようなことを思いついて、周囲を驚かせることもあるでしょう。
人から認められたり、注目されたりすることは、良いモチベーションとなります。
そして、自分自身が賞賛されるのと同じように、自身が携わったプロジェクトや、作品が評価されることも嬉しいことです。
クリエイティブな才能に恵まれていますから、アートやデザインなど、オリジナルの表現方法をみつける人も多いでしょう。
または、イベントやプロジェクトのリーダーとなって、スケールの大きいことに挑むかもしれません。
なにかに挑戦し続けることで、火星獅子座のエネルギーを上手に使えます。
恋愛でも、個性の強い、パワフルな人に惹かれるでしょう。
面白いことを一緒に挑戦してくれるような人を求めます。
「火星獅子座」を使うためのヒント
火星獅子座によるエネルギーはとてもパワフルです。
「こうなったらすごいことになるだろうな」という想像から、スケールの大きなことを思いつきます。
火星獅子座の人の語る理想はキラキラしていて、何よりとても楽しそうです。
周りの人たちは、そのようなアイディアに引き寄せられずにはいられなくなるでしょう。
それなので、火星獅子座の人がなにかをやりたいと思えば、そこには助けてくれる人がたくさんいるはずです。
だからこそ、火星獅子座の人は常に良いリーダーでいなければいけません。
火のエネルギーが強い分、短気になりやすい傾向があります。
相手が従わなかったり、反対意見を言ってきたりすると、攻撃されたように感じることがあるでしょう。
人に優しく振る舞おうとしている分、相手から良く思われないと人一倍傷つきます。
しかし誤解の原因は、ちょっとした気持ちのすれ違いだったりするものです。
ですから、できるだけコミュニケーションを取り、相手の思っていることを正直にきかせてもらうと良いでしょう。
リーダーシップを身につけることで、火星獅子座の人がやろうとしている壮大な計画はさらに前進するはずです。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は、獅子座の火星による特徴をご紹介しました。
火星星座を読み解くうえで、ご参考になれば嬉しいです。