【2026年11月】もう一度、前へ|水星・金星の逆行明けと火星と木星の合

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冬の気配が少しずつ近づき、今年も残すところあと2か月となりました。

10月は、長いあいだ動かなかった物事にも、変化の力が加わる月でした。
金星と水星がそろって逆行し、自分は何を大切にしたいのか、あらためて見つめ直す時間も重なりました。

11月は、そんな緊張や足踏みの時間がゆっくりと過ぎ去り、前へ進めるような軽やかさが戻ってきそうです。
特に月の半ばからは、外の世界へと気持ちが向かい、やってみたいことへの意欲も湧いてくるでしょう。

それでは、11月の星の動きを詳しく見ていきましょう。

目次

2026年11月の天体イベント一覧

まずは、11月に起こる主な天体イベントを一覧で見てみましょう。

日付天体イベントキーワード
11月9日蠍座の新月本音と向き合う
11月14日水星が順行へ思いを言葉にしていく
11月14日金星が順行へ大切にしたいものが定まる
11月16日火星と木星が合思いを形にする勇気
11月18日太陽と木星のスクエア広げる前に深める
11月20日太陽と火星のスクエア情熱の向かう先を見極める
11月22日太陽が射手座へ意識が外の世界へ向かう
11月24日双子座の満月会話を通して考えを整理する
11月26日火星が乙女座へ情熱を日々の積み重ねへ

月の初めは、水星と金星の逆行がまだ続いていて、10月からの見直しの時間がもう少し残っています。

そのなかで、9日には蠍座で新月を迎えます。蠍座は、心の奥に隠れたものを見過ごせない星座です。
今まで見ないようにしてきたことにも、目を向け始めるタイミングになるでしょう。

たとえば、本当は傷ついていたのに何でもないと思おうとしていたこと、やってみたいのに周りに合わせてあきらめてきたこと。
逆行中の水星と金星も、こうしたテーマを見直す時間をつくってきました。この新月で、「もうごまかしたくない」と自分と向き合う覚悟が固まっていきそうです。

そして14日、水星と金星がそろって順行へ戻ります。2日後には獅子座で火星と木星が重なり、11月の星の動きは月の半ばにピークを迎えます。この中旬の流れについては、後ほど詳しく見ていきましょう。

22日に太陽が射手座へ入ると、蠍座で深く潜っていた意識が、少しずつ外の世界へ向かい始めます。24日には、双子座で満月を迎えます。今月考えてきたことが、会話や言葉を通して整理されていきそうです。

それではここから、11月に注目したい星の流れを一つずつ見ていきましょう。

水星と金星が順行へ

10月から逆行していた水星と金星が、14日に足並みをそろえて順行へ戻ります。

何を考え、どう伝えるのかを見直してきた水星。
自分の価値観を見つめ直してきた金星。

ここまで考えてきたことが少しずつ整理され、迷いにも出口が見えてきそうです。
肩に入っていた力が抜けて、心がふっと軽くなるのが感じられるでしょう。

水星順行

10月下旬から、水星は蠍座で逆行を続けてきました。
そのあいだは、ふだんは見過ごしてきた事情を、じっくり掘り下げる時間になっていました。

14日に水星が順行に転じると、滞っていた情報や言葉が、少しずつ前へ流れ始めます。
物事を明るみに出す蠍座の性質も重なって、内側にとどめていたことが外へ伝わりやすくなっていくでしょう。

人間関係では、言いにくかったことをようやく話せる場面も増えそうです。
ずっと抱えてきた気持ちを打ち明ける、お金や秘密などについて思い切って話し合う、相手ともう一歩近づきたいと伝える。そんなふうに、内に秘めていたものが言葉になっていきます。

社会のレベルでも、仕方ないと飲み込んできたことに、「本当はこう思っていた」と言える空気が広がりやすくなります。これまで内部だけで扱われてきたことが、外に伝わっていく動きもあるかもしれません。

金星順行

10月3日に金星が逆行を始めたとき、金星は蠍座にいました。

蠍座は、金星にとって少し苦手な場所です。金星は本来、心地よいもの、美しいと思えるものに喜びを見出す星。
けれど蠍座では、目をそらしてきた本音や、知らずにいた事情にも深く向き合うことになります。愛情だけでは割り切れない不安や怒り、寂しさ。そうしたさまざまな感情に、心のバランスが揺れることもあったかもしれません。

その金星が、逆行の途中で戻ったのが、本来の力を発揮しやすい天秤座です。ここでは、浮かび上がった気持ちを受け止めながら、自分が大切にしたいものを整え直していきます。

「この付き合い方は、少し無理をしていたのかもしれない」
「大切にしたいものが、以前と変わっていてもいいのかもしれない」

11月中旬までは、そんなふうに自分の気持ちを確かめながら、心地よいバランスを探す時間が続きます。

そうして14日、金星はその天秤座で順行に転じます。

順行後の金星は、再び蠍座へと進んでいきます。今度目指すのは、蠍座が持ち込むさまざまな感情や声から目をそらさず、それでいて振り回されないことです。

個人としては、天秤座で確かめた気持ちをもとに、価値観を新しく組み直したり、自分らしい生き方を選び直したりするときです。複雑な時代の流れの中にあっても、自分が美しいと感じる生き方を大切にしたい。そんな気持ちを、改めて思い出すことになるでしょう。

社会としては、蠍座の影響で一人ひとりの欲求が強く表に出たあと、もう一度仕切り直して協力関係を整えようとする流れが強まりそうです。どちらか一方だけが得をする関係を見直し、何に価値を置くのかを選び直していく時期になるでしょう。

火星と木星の合

水星と金星が順行に戻った2日後、16日には火星と木星が重なります。

火星は「動く力」、木星は「広げる力」。この2つが重なることで、勇気や意欲、挑戦する力が大きく高まります。

舞台となる獅子座は、自分らしく表現することを得意とする星座です。自分の思いを形にしたり、一歩前に出たりすることに、追い風を感じられるでしょう。

「やってみよう」という自信が戻る

水星と金星の逆行中は、自分の気持ちや、これから進みたい方向を、何度も確かめ直すような時間でした。

その2つが順行に戻り、「ここからどうしたいか」が見えてくるところへ、火星と木星が行動する力を添えます。
「それなら、やってみよう」という勢いとともに、自分から動き出したくなるでしょう。

獅子座らしい表現や創作への意欲も高まりそうです。
自分のアイデアを提案したり、やりたいことを言葉にして仲間を誘ったり。誰かの評価よりも「自分はこれをつくりたい」という思いを大切にして、制作や発表に踏み出す勇気も持てそうです。

恋愛でも、「もう少し仲良くなりたい」と自分から誘ったり、愛情を素直に表したりすることに前向きになれるときです。金星の逆行中に確かめてきた気持ちを、今度は相手へ伝えようと思える自信が湧いてきます。
気持ちが盛り上がりやすいときだからこそ、ゆっくり待つくらいの余裕を持っておくと、関係が心地よく深まっていきそうです。

社会では、信念を広げる木星の力に火星の行動力が重なり、それぞれの立場から主張を強く打ち出す動きが活発になるかもしれません。同じ思いを持つ人たちが集まり、「今なら変えていける」という熱気が高まりやすくなります。

何に情熱を注ぎたいのか

火星の勢いを木星がどこまでも大きくしていくため、火星と木星の合は、つい突っ走ってしまいやすい配置でもあります。

そこに関わってくるのが、蠍座の太陽です。
18日には太陽と木星が、20日には太陽と火星が、それぞれ緊張感のあるスクエア(90度)をつくります。

外へ外へと広がっていこうとする獅子座の火星と木星に対して、蠍座の太陽は、ひとつのことを深く見つめようとします。勢いに任せて広げる前に、自分の本当の気持ちを確かめるきっかけになりそうです。

気持ちだけが先走ってはいないか、自分の心を置き去りにしていないか。
一気に前へ進みたい今だからこそ、「何に全力を出したいのか」を見極めることに意味があります。

そうすることで、ここで芽生えた「やってみよう」という気持ちが、一時の盛り上がりで終わらず、長く続けていく力へと変わっていくはずです。

この時期は、自分らしく動ける追い風に乗りながらも、焦りを感じたり、予定を詰め込みすぎていると気づいたりしたら、一呼吸おいて落ち着いていきましょう。

おわりに

ここまで、11月の星空を見てきました。

11月は、10月から続いていた見直しの時間を抜けて、もう一度前へ進み始める月です。
止まっていたものが動き出す喜びとともに、その勢いを自分らしく生かす方法も探していくひと月になるでしょう。

月の終わりには太陽が射手座へ移り、双子座で満月を迎えます。内側で深めてきたことを、今度は外の世界へ届けていく流れが広がっています。

11月が終われば、今年も残すところあとひと月です。2027年の年間占いも、公開に向けて準備を進めています。来年の星の流れも、楽しみにお待ちいただけたらうれしいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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