ここ数年の星の動きは、極めて異例です。
地球から遠く離れた外惑星(天王星・海王星・冥王星)のどれかが星座を移動するだけでも、その時代を表す大きなテーマとなります。ところが今は、それらが極めて短期間に、同時に起きています。
冥王星が水瓶座へ本格移動したのも落ち着かないまま、海王星、土星、天王星が立て続けに星座を移動し、さらに時代を表すようなアスペクト(天体間でできる角度)が複数形成されています。
星の世界では、今とてつもなく大きな流れが始まっています。だからこそ、ひとつひとつの天体の動きを丁寧に見つめながら、それらがどこへ向かっているのかを読んでいく必要があると感じました。
さっそく星空の高さから、今という時代を眺めてみましょう。
ここ数年の異例な星の動き

近年の大きな星の流れは、2020年から始まっていました。
この年、木星と土星が重なる「グレート・コンジャンクション」が約200年ぶりに「地の星座」から「風の星座」へと移行し、占星術では「地の時代」から「風の時代」への歴史的な切り替わりが起きたと考えられました。
そして2024年末、冥王星が水瓶座へ本格移動したことで、風の時代はさらに加速していきます。
けれども、その変化を受け止める間もなく、星の移動ラッシュが始まります。
海王星と土星が相次いで牡羊座へ移動し、占星術の観測史上、前例がない春分点・牡羊座0度で重なりました。
さらに天王星も双子座へ移動し、7月には外惑星のみによる小三角形という稀有なアスペクトまで形成されます。
単独で時代のテーマになり得る動きが短い期間で起きています。
| 時期 | 星の動き |
|---|---|
| 2020年 1月 | グレート・コンジャンクション。約200年ぶりに風の時代へ移行 |
| 2024年 11月 | 冥王星が水瓶座へ本格移動 |
| 2026年 1月 | 海王星が牡羊座へ移動 |
| 2026年 2月 | 土星が牡羊座へ移動。土星×海王星が観測史上初めて春分点・牡羊座0度で重なる |
| 2026年 4月 | 天王星が双子座へ移動 |
| 2026年 7月 | 海王星(頂点)、天王星、冥王星による小三角形の形成 |
新時代を読む:この時代の星の動き

当サイトで掲載されている「新時代を読む」シリーズでは、今の時代の大きな星の動きを4回に分けて読み解いています。
時代を動かす外惑星たちがそれぞれどこへ向かっているのか、そしてそれらが重なり合うことで、今という時代にどのような流れが生まれているのかを見つめていきます。
順番に読んでいただくと、今起きている大変動の流れがより立体的に見えてくると思います。
① 土星×海王星合|「次元上昇」としての新しい始まり
なぜ、わたしたちは新時代の入り口に立っているのでしょうか。
その象徴となるのが、2026年2月21日に起こった土星と海王星の合です。
土星と海王星は、約36年に一度重なります。けれども今回はその合が、12星座の始まりである牡羊座0度で起きました。古代の先人たちが星の記録を残し始めて以来、一度も経験したことのない歴史的瞬間です。
これは、これまでの延長線上にある変化というより、まったく新しいフェーズへ入っていくような動きです。
この記事では、この土星と海王星の合を「次元上昇」として読み解きながら、新しい時代がどのような方向へ流れていくのかを見つめています。

② 冥王星水瓶座|予測不可能な働き
冥王星は、古いものを壊して新しいものを生み出す星です。
2024年末から水瓶座に入った冥王星は、今の異例ともいえる星の配置・アスペクトラッシュにより、従来の読み方では収まりきらなくなっています。
従来であれば、権力を嫌う水瓶座に冥王星が来る時代というのは、社会の権力構造が変わると読むのがセオリーです。しかし、先ほどふれた「土星×海王星の合」が新たな時代の扉を奇しくも開いてしまったため、冥王星がこの時代に壊し、新しくしていくものは根本から変わってしまいました。
イレギュラーな働きを強いられた冥王星はどの方向へ進み、わたしたちの社会にどのような影響をもたらすのかを読み解きます。

③ 天王星双子座|知性のアップデート
天王星は革新の星です。
2026年4月に天王星が双子座へ移動したことで、社会全体の変化は、ここからさらにスピードを増していきます。
今、時代を象徴する天体のすべてと良い角度を結んでいる天王星は、新時代の扉を開く要となる存在です。
情報、コミュニケーション、テクノロジーの分野を起点に、社会は未来型へと進化していきます。
特に注目したいのが、天王星双子座期にやってくる、知性のアップデートです。
高次のひらめきが日常へと流れ込み、わたしたちの思考が一段高いレベルへ導かれていくような時期でもあります。
天王星双子座期が今の時代にどう関わっていくのか、わたしたちの知性はどこへ向かうのか。この記事で読み解いています。

④ 外惑星の小三角形|新しい時代は、わたしから始まる

天王星、海王星、冥王星。地球から遠く離れたこれらの天体は、個人の日常を超えて、世代や文明そのものの方向性を司る星です。
その3天体がそれぞれ双子座、牡羊座、水瓶座という、風と火のエレメントへと進みました。
そして2026年7月、3天体はそれぞれの星座の4度付近で、極めて正確な小三角形を形成します。
これは、外惑星が持つ大きな力が、より強く、よりはっきりとした方向性を帯びていくことを意味します。
小三角形では、底辺で生まれた力が頂点へと流れていきます。
つまり、外惑星による巨大な力は海王星に流れ込みます。
その海王星は、約165年の時を経て12星座を一周し、牡羊座に戻ってきたばかりです。
そして牡羊座は、「わたし」という存在の原点を表す星座です。
だからこそ、今の異例な星の流れは、すべて「わたし」という原点へと回帰していきます。
この記事では、なぜ新時代の主役は「自分自身」なのか、星がわたしたちをどこへ導いていくのかを、これまでの流れを総括しながら読み解いています。

おわりに

今、星の世界ではとても大きな流れが生まれています。
立て続けに起きた、宇宙的な天体移動とアスペクト。
その中でも、天王星、海王星、冥王星がこれほど大きな流れを起こすことは珍しいことです。
それでも、ひとつひとつの動きを見つめていくと、これら3つの天体が同じ方向へ向かっていることに気づきます。
それぞれが別の星座に滞在していたとしても、新時代の向かう先は同じということです。
この流れは、もう動き始めています。
社会の構造がスピード感を増して変化し、個人の価値観も日々変わっていく。その真っ只中に、わたしたちは今立っています。
新しい時代へ向かう過程では、混乱や不安を感じる場面もあるかもしれません。
けれど同時に、すべてが新しく変わるからこそ、新たな自分自身が花開いていくという希望もあります。
新時代を読むシリーズを通して、星の世界で起こっている大きな流れと、その流れがわたしたち一人ひとりへつながっていることを感じていただけたら嬉しいです。
星の流れを受け取りながら、新しい未来へ進んでいきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

