【アスペクトを知る】太陽と冥王星からわかる性格は?

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太陽と冥王星のアスペクト

自分自身を表す「太陽」と強烈なパワーを持つ「冥王星」のアスペクトです。

太陽と冥王星のアスペクトを持っている人は、強い個性で周囲に影響力を与えます。

冥王星の強制力によって、人生の中で劇的な変化を経験するでしょう。

探究心が強く、真実を明るみにする力があります。

 太陽と冥王星 0度(コンジャンクション)

2つの天体がホロスコープ上でぴったり重なる状態をコンジャンクション(合)と呼びます。

自分自身を表す「太陽」に、破壊と再生の星「冥王星」が重なっています。

これは強烈な力を持つ、カリスマアスペクトです。

向上心が高く野心家で、目的を果たす力を十分に兼ね備えています。

冥王星が関わると、環境の変化が半ば強制的に起こります。

人生が変わるような方向転換を何度か経験するでしょう。

黙っていてもオーラを放ち、大勢のなかでも一際目立つ存在です。

そして、高い先見性を身につけているので、5年先や10年先を見通す力を持っています。

リーダーとして、または多くの人に対して、独自のビジョンを示すことができるでしょう。

常に完璧を心がけているため、自分の弱い部分を人に晒すことは滅多にありませんが、時には周囲の人を頼ることも大切です。

相手の気持ちに寄り添い、信頼することができれば、より完璧なリーダーとなって夢の実現に近づきます。

冥王星と太陽の組み合わせは、真実を明るみにする力を与えるので、社会の不正を明らかにしたり、研究によって新たな発見をしたりすることが得意です。

そのほかにも、人の心を読んだり、行間を読む力に優れていますから、心理学や芸術、占いの分野など能力を使えるフィールドは無限に広がっています。

このアスペクトでは、人生に作用する大きな力を扱い、同時に大きな影響力を持つことになるので、焦らず自分の進みたい道を見極めましょう。

 太陽と冥王星 120度(トライン)

自分自身を表す「太陽」と強力な力を持つ「冥王星」が調和の取れた角度で結ばれています。

ホロスコープ上にこのアスペクトがある人は、冥王星の強烈なパワーをもって生まれてきました。

才能に恵まれた、怖い物なしのアスペクトといえるでしょう。

大勢の人を惹き付ける、圧倒的なオーラがあります。

それでも、実力をひけらかしたり、大柄に振る舞ったりすることはありえません。

自分の能力に自信を持ち、そのことに静かに満足する人です。

何をするにもパワフルなので、多くの人に勇気を与え、鼓舞することができるでしょう。

太陽と冥王星のトラインも、コンジャンクションと同様に人生の大転換をいくつか経験するでしょう。

今あるものをきっぱりと捨てて、まったく違うフィールドに進むこともありえます。

突然の変化に動じることなく、むしろ新しい環境で成長することに喜びを感じる人が多いようです。

「平凡には生きたくない」がモットーなので、生まれ持った能力に満足せず、さらなる高見を目指しどこまでも努力する人です。

 太陽と冥王星 90度(スクエア)

天体同士が90度の角度に位置すると、緊張感のある関係になります。

スクエアのアスペクトは横からいきなり邪魔が入るような関係なので、この場合は、冥王星が太陽を強制的に方向転換しようとします。

そのせいで、築き上げてきたものが突然無くなるような経験をすることがあるでしょう。

うまくいっているときほど心配になるのは、何度かそのような経験をしたからです。

このアスペクトは、変化によってホロスコープの持ち主が強くなることを望むので、次々と新しい経験を積むことで強靱な人をつくりあげます。

人生を大きく切り開く力を、冥王星が与えてくれるでしょう。

心には大きな野望を秘めていますが、それを口に出すことは滅多になく、ただ黙々と夢の実現の為に努力します。

冥王星から鍛えられたことによって、険しい道でも恐れずに進んでいけます。

誰にも頼らず努力してきた人ですから、真面目にやらない人を許せなかったり、おせっかいを焼いてしまったりして、人間関係が円滑にいかないこともあります。

このアスペクトの人は強烈な存在感を放つ人なので、周囲の人達は(そのオーラに圧倒されて)思うように自分を表現できないことがあります。

時には譲歩し、相手の話に耳を傾けることで、人間関係は良くなっていくでしょう。

 太陽と冥王星 180度(オポジション)

天体同士が180度で、向き合うように位置するアスペクトがオポジションです。

自分自身を表す「太陽」に対して、極限のパワーを持つ「冥王星」がホロスコープ上で向き合っています。

冥王星の影響を直接受けるので、いわゆる「普通」とはかけ離れた人生になりそうです。

強烈な個性と圧倒的な存在感によって、周囲から一目置かれる存在です。

オポジションは、2つの天体が活発に交流するので、自分を表す「太陽」と、パワーを持つ「冥王星」は、自分自身の中で激しく衝突します。

このアスペクトで気をつけたいのは、自分の理想とする姿(太陽)を、冥王星が制御不可能なほど大きくしてしまうことです。

自分を理想化するあまり、自分に必要以上に高い基準を求め、大変な努力をすることがあります。

自分の定めた高すぎる理想に届かなかったり、他者から軽んじられたりすると、気分が落ち込み、苛立ちを覚えます。

「最初から完璧な人はいない」と受け入れることは、難しいかもしれません。

しかし、視野を広げることで、世界には自分が思うよりもさまざまな基準が存在していることに気がつきます。

自分の道をこれだと決めてしまうのではなく、人生を長い目でみることが求められます。

変化の多いアスペクトですから、多くの経験を積み、人と出会うことで、いつか自分が本当に納得できるような「完璧」がみつかるでしょう。

もともと運にもパワーにも恵まれているので、ひとつの目標がみつかると特別な才能を発揮します。

限界まで無理する傾向があるので、とにかく無理をしないように気をつけながら。自分に秘められた能力をみつけていきましょう

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