水のグランドトライン
前回に引き続き、グランドトラインについて解説していきたいと思います。
グランドトラインは、出生図で３つの天体が互いに１２０度（トライン）離れているときに現れます。
同じエレメント（火、地、風、水）の星座で形成されることから、調和の取れた「幸運のアスペクト」と呼ばれています。
意識して使うことができれば、出生図の持ち主に特別な才能を授けるでしょう。
今回は、水のエレメント（蟹座、蠍座、魚座）から形成されるグランドトラインについてご紹介していきます。
水のグランドトラインの特徴
水のエレメントに属する星座は、蟹座、蠍座、魚座です。
これらの星座にある３つの天体がトライン（１２０度）で結ばれると、「水のグランドトライン」ができあがります。
水のグランドトラインを持つ人は、強い水のエネルギーに恵まれます。
出生図に水のグランドトラインを持つ人は、共感力がとても強い傾向にあります。
自分の感情を感じ取るように、人の感情にも同調することができるでしょう。
その人の心の奥に秘めた感情さえも、優しく引き出す力があります。
それなので、人と向き合うときには、自然と深い話になることが多いでしょう。
相手の人生や、心に閉まってきたものについてなど、本当に親しい人にしか話さないような内容の話をよく聞くかもしれません。
水のグランドトラインを持つ人の独特なオーラが、相手の心を開かせるのです。
その共感力を活かして、人を癒やすような仕事をしている人も多いでしょう。
教育や医療、カウンセリングなど、人を癒やしたり、育てたりするような仕事に秀でています。
会う人すべてに思いやりをもって接することができるでしょう。
水のグランドトラインを使うためのヒント
水のエレメントである、蟹座、蠍座、魚座はどれも「感情」と結びついている星座です。
水のグランドトラインを持つ人も、豊かな感情に恵まれます。
しかし、勢いよく流れ出る水のような”激しい感情”を、どうコントロールするか学ぶ必要があるでしょう。
水のグランドトラインを持つ人はとても繊細で、そのせいで不安も大きくなりがちです。
気分の浮き沈みも激しくなるかもしれません。
心を落ち着けるためにも、外部から受け取る「情報」や「感情」を整理する時間を持つと良いでしょう。
ひとりで過ごしたり、思ったことを文章にしたり、気持ちを休める方法があると良さそうです。
感情と上手に付き合えるようになれば、いよいよ才能を発揮するでしょう。
水のグランドトラインを持つ人は、思いやりがあり、献身的です。
人の心の傷によく気がつき、その傷が癒えるまで助けようとします。
共感力が高いので、相手の悩みを受け止めることができるでしょう。
たくさんの人を癒やし、助ける人となりそうです。
また、芸術的な感性を発揮する人も多いでしょう。
豊かな感情や、湧き上がる様々なインスピレーションを、独自の方法で表現するかもしれません。
創作は、水のグランドトラインのアスペクトに出口を与えます。
音楽やアートなど、自分に合った表現方法をみつけることで、素晴らしい才能を発揮できるでしょう。
日常的に瞑想をしたり、自然の中で過ごしたりすることで、水のエネルギーを高めることができそうです。
水はゆったりとしたエネルギーなので、なにをするにも焦らないことが大切です。
動き出すのにぴったりのタイミングを、心が教えてくれるでしょう。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございました。
今回は、水のグランドトラインについてご紹介しました。
グランドトラインのくわしい特徴については以下の記事で解説しています。
合わせてご覧になってください。
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