【初心者向け】月星座の調べ方と出生時間がわからないときの対処法

  • URLをコピーしました!

はじめに:月星座ってなに?

「あなたの星座は?」と聞かれたとき、多くの人が思い浮かべるのは「太陽星座」です。
でも、実はもうひとつ、自分の内面や感情を映し出す大切な星座があるのをご存じですか?

それが「月星座」です。

最近では、自分らしさや内面を深く知るために、太陽星座だけでなく月星座にも注目する人が増えています
占星術を学び始めるうえでも、まず自分の月星座を正しく知ることはとても大切な一歩です。

今回は、「自分の月星座をどうやって調べればいいの?」という疑問にやさしくお答えしながら、出生時間がわからない場合の対処法についてもご紹介していきます。

初めての方でも安心して読めるよう、ていねいに解説していきますので、ぜひご自身の月星座を一緒に見つけてみてくださいね。

月星座を出すために必要な情報は?

月星座を調べるには、次の3つの情報が必要です。

  1. 生年月日(年・月・日)
  2. 出生時間(できるだけ正確な時間)
  3. 生まれた場所(都道府県や市区町村など)

この3つをもとに、月がどの星座に位置していたかをホロスコープで割り出すことができます。
特に月は1日に約1つの星座を移動するため、同じ日でも生まれた時間によって月星座が変わることがあるのです。

そのため、できるだけ正確な出生時間を知ることが大切ですが、時間がわからない場合の対処法もありますので、安心してくださいね。

月星座を実際に調べてみよう

月星座は、無料のホロスコープ作成サイトを使えば、自分で計算しなくても簡単に調べられます。
生年月日や出生地などの情報を入力するだけで、生まれた瞬間のホロスコープが表示され、その中に月星座も含まれています。

今は登録なしで使えるサイトもたくさんあり、気軽に調べたいときにはとても便利です。
一方で、占星術をもっと深く学んでいきたい方には、チャートを保存できる以下のようなサイトもおすすめです。

無料で月星座を調べられるおすすめサイトを紹介

astro.com(Astrodienst)

世界中の占星術ファンに長年親しまれている信頼性の高いホロスコープ作成サイトです。
無料で正確なホロスコープが作成でき、将来的に占星術を本格的に学びたい方にもおすすめです。

登録(無料)という手間はありますが、一度アカウントを作成しておけば、複数のチャートの保存やさまざまなホロスコープ作成ができてとても便利です。

astro.comの使い方

以下は、月星座を調べるまでの手順です。

①ユーザー登録
▶ トップページの右上の【My Astro】からアカウントを作成
→「登録ユーザープロフィールを作成する」をクリック(またはタップ)し、メールアドレスなどを入力して登録します。

②ホロスコープ作成ページへ
ログイン後、【ホロスコープ】→【出生データによるいろんなチャート】を選択します。
→ 【出生データを入力する】という画面が表示されます。

個人データを入力する
【出生データを入力する】を選択し、以下の項目を入力します:

  • 名前
  • 性別
  • 生年月日
  • 出生時間
  • 国 → Japan(日本生まれの方は「Japan」を選択)
  • 出生地 → 市町村名をローマ字で入力し、候補から選びます(例:神戸 → Kobe、札幌 → Sapporo)

👉 出生時間は、できるだけ正確に分単位で入力しましょう。わからない場合は「12:00(正午)」と入力しておけばOKです。

④チャートを表示する
入力が完了したら【クリックしてチャートを表示】をクリックすると、あなたのホロスコープが表示されます。
チャートの下側にある【】の横に書かれている星座が、あなたの月星座です。

※英語表示になってしまう場合は、画面上部の「EN」から「日本語」を選ぶと表示が切り替わります。

出生時間がわからないときはどうする?

「母子手帳が見つからない」「時間まで覚えていない」という方も多いかもしれません。
でも心配ありません。いくつかの工夫で自分の月星座を推測することは可能です。

✔ 月の度数をチェックしてみよう

出生時間がわからない場合は、ホロスコープを「正午(12:00)」で作成してみましょう。

チャートやその下の表に、月のマークとともに月星座とその度数が表示されているはずです。

ホロスコープチャートから探すときは、上の図のように月のシンボルとその横の数字を見てみましょう。
このチャートでは、月は天秤座の18度(正確には18.36度など)にあることがわかります。

このように、月がその星座の真ん中あたり(7〜23度)にある場合は、ほとんどの場合その星座で確定と考えてよいでしょう。

一方で、月は1日に約12〜15度動くため、前後の境界に近い度数(0〜6度または24〜29度)にある場合は、前の星座や次の星座である可能性もあります。

✔ 月の星座を推測する目安

月が 7〜23度 にある場合:その星座の可能性が高い
月が 0〜6度 にある場合:ひとつ前の星座の可能性あり
月が 24〜29度 にある場合:ひとつ後の星座の可能性あり

たとえば月が牡牛座0度であれば、前の星座である牡羊座である可能性があります。
双子座の29度であれば次の星座である可能性もあるため、月星座が蟹座となる可能性も考えられます。

✔ 迷ったときは両方読んでみるのも◎

月が前後の星座にまたがる可能性があるときは、どちらの月星座の特徴も読んでみて、自分にしっくりくる方を選んでみるのもひとつの方法です。
どちらも少しずつ当てはまる場合は、その境目のエネルギーを持って生まれてきたと考えることもできます。

月星座がわかったら、どう活かす?

月星座は、あなたの内側に秘めた感情や本音、そして心から安心できる居場所を表します。
月星座を知ることで、外側から見える自分とは少し違う、もっと本質的な自分自身を深く理解できるようになるでしょう。

たとえば、月が蟹座の人は、家族や親しい人をとても大切にし、「家庭的な場所」にいると安心できます。
月が射手座の人は、自由を好むため、自分のペースで動けるときに安心感を覚えます。
また、月が獅子座の人は、誰かに頼られることで自信をもって動くことができます。

これは星座のごく一部の特徴にすぎませんが、太陽星座だけでは見えてこなかった「自分らしさ」を、月星座がそっと教えてくれるでしょう。

また、人との相性を知るうえでも、月星座は大きなヒントになります。
「なんとなく生きづらいな」と感じるときこそ、月星座の視点から自分を見つめてみると、もっと自分にやさしくなれるきっかけが見つかるかもしれません。

🔗 月星座の意味や特徴については、以下のカテゴリーでくわしく解説しています

おわりに

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

月星座を調べることは、占星術の世界へ踏み出すやさしい第一歩です。
感情の波や安心感のヒントをくれる月星座は、日常生活でもきっと役立ってくれるでしょう。

これからも「星とピオニー」では、占星術をもっと身近に感じられる記事をお届けしていきます。
ぜひ、あなたの月星座と仲良くなってくださいね🌙

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次