【アスペクトを知る】水星と冥王星からわかる性格は?

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水星と冥王星のアスペクト

知性の星「水星」と破壊と再生の星「冥王星」のアスペクトです。

ホロスコープ上でこの2つの天体がアスペクトを取ると、深い知識を得たり、原因を解明したりしようという探究心が生まれます。

勉強意欲の高い、とても頭の良い人です。

 水星と冥王星 0度(コンジャンクション)

2つの天体がホロスコープ上でぴったり重なる状態をコンジャンクション(合)と呼びます。

知性を表す水星に冥王星のパワーが合わさり、並外れた探究心が生まれます。

解明するのが難解なテーマに惹かれ、納得のできる答えを得られるまでデータを集めます。

何事も疑ってみるところから始めるので、検証を繰り返し、自分自身の見解を導き出します。

自分の考え方や導き出した答えには、揺るぎない自信を持つことが多いです。

大学などの学術機関の研究者として向いているアスペクトであり、専門家として活躍できる能力が備わっています。

なにより、説得力のある話し方が非常に魅力的です。

「綿密に検証された内容」と、「力強い表現」によって、聴衆を巻き込みます。

会議やプレゼン、学会、セミナーなど、人前で話すさまざまなシーンでカリスマ的な魅力を発揮するでしょう。

言葉の力を使い、大きな影響力を持つ人です。

 水星と冥王星 120度(トライン)

知性を表す水星と、強力な力を持つ冥王星が調和の取れた角度で結ばれています。

コンジャンクションのアスペクトと同様に、探究心の強い性格がみられます。

物事を解明するのが好きで、幅広い分野の知識を蓄えています。

そこからひとつのテーマに興味を絞ると、自分なりの答えをみつけるまで徹底的に追求します。

時間を忘れて、調べ物や分析に没頭することもあるでしょう。

ある分野の専門家となったり、リサーチや分析に関わったり、能力を活かせる場は多いはずです。

話術に長けているので、講演やプレゼンなど人前で話す機会も多いでしょう。

ユーモアを交えたり、面白い例やテクニックを挟んだりしながら、聴衆を魅了します。

言葉を自由自在に操ることができ、自身も言葉による影響力をよく理解しています。

周囲を鼓舞したり、勇気づけたりすることで、良い影響力を与えることのできる人です。

良好な人間関係に恵まれますが、基本的に秘密主義な性格なので、本心をなかなか打ち明けません。

同じレベルで会話できる、知的な友人を求めています。

 水星と冥王星 90度(スクエア)

冥王星に対して水星が緊張感のある角度を取ると、ひとつのことに過剰に集中しすぎる傾向がみられます。

声をかけられても気づかない、時間の感覚がなくなってしまうなど、目の前のことに没頭しすぎることがあります。

大事なことを見逃したり聴き逃したりしてしまうこともありえるので、意識して休みを入れることが大切です。

しかし、それほど集中力のある人ですから、その特性が活かせる場では能力を最大限に活かせるでしょう。

表面的で中身の薄いものには興味がなく、「物事の裏に隠された真理」のようなテーマを好みます。

問題の核心に迫り、自分なりの答えを導き出したいので、徹底的に調べ、分析するでしょう。

頭脳明晰で、飽くなき好奇心を持つ人です。

納得のいくまで調べた情報と、経験による裏付けがあるので、このアスペクトの人の意見はとても信頼性があります。

それを多くの人に分かってもらうためには、話し方を工夫しなければいけないかもしれません。

冥王星の影響もあり、話し方がきつくなったり、正論で相手を打ち負かしたりすることがあります。

理解し合うために、自分のことを伝えること、相手の思いを聞くことが大切です。

時間がかかったとしても、円滑なコミュニケーションによってより良い結果が生まれるでしょう。

勉強も仕事もやり過ぎ傾向にあるので、意識的に休むようにしましょう。

 水星と冥王星 180度(オポジション)

天体同士が180度で、向き合うように位置するアスペクトがオポジションです。

オポジションは外に働きかけるアスペクトなので、自分の知っている知識を外へ発信していくようなイメージです。

冥王星が関わっていることから、発信していく内容は専門的なものや、しっかりと裏付けされた情報などに限定されるでしょう。

社会問題や国際情勢など、世界が直面する問題に興味を持つことが多いです。

真偽のほどが定かではない情報は受け入れられないので、できるだけ独自の情報源を使って、正確な情報を調べようとします。

信頼できる情報を元に、自分なりの答えをみつけ、それらを多くの人に発信できるでしょう。

水星はおしゃべりが好きな天体ですが、このアスペクトでは冥王星が好む「深いテーマ」に話題を絞ります。

そのため、このアスペクトの人はおしゃべり自体は好きなのですが、雑談や表面的な会話が苦手で、人生の大きな謎や、深く考えさせられる小説の話など、腰を据えて話し合うことを望みます。

相手にも自分と同じ熱量で話してくれることを求めますが、このアスペクトの人の知識量についていくのは大変なので、時に知的な会話ができないことへの寂しさを感じるかもしれません。

それでも、信憑性のある情報や、深い知識を発信していくと、それらは同じ価値観を持つ人に届きます。

勇気を持って自分から発信することによって、多くの人の力となるでしょう。

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